バリ マンダラ トール ロード

2013年9月24日に開通しました

バリ マンダラ トール ロードとは、
2013年9月24日に開通した、
バリ島の海上高速道路です。
ングラライ空港の東側のベノア湾を東へ進み、
その先にあるジャンクションを経て、
南のヌサドゥア方面と、
北はサヌール方面へとつなぐ有料道路。
全長は約12,7kmで、
車だけではなく原付バイクでも走れます。
料金は車で12500Rp(120円)、
バイクは5000Rp(50円)です。

最高速度

バイクの最高速度は40km/h、
最低速度は25km/hです。
自動車の場合は最高速度が80km/h、
最低速度が60km/hです。
自動車用レーンとバイク用レーンが別れていて、
バイクで走行するのに、
緊張する事なく安心感があります。

しばらく走ると分岐点に差し掛かりました。
スマホのナビを確認しながらどちらに進むか、
ハンドル操作の緊張の一瞬です。
異国の地で事故をすると大変なので、
間違えてもいいやと思い、
ここは安全第一でとりあえず、
後続車に迷惑をかけないように、
流れにそって走行するようにしました。

合流地点に差し掛かると、
二人乗りのバイクが目立ちます。

他のバイクもだいたい同じ方向に進むので、
ついて行けば大丈夫かなという感じで,
交通の流れを乱さないように、
おとなしく走って行きます。

この高速道路は走るとほとんどまっすぐで、
左右には海が広がりさえぎるものが無くて、
外国人の僕でもバイクをレンタルをして、
のびのびとした解放感たっぷりの、
貴重なツーリングをする事が出来ました。

料金所

右手に見えるのが料金所です。
その外観を見て思うのは、
空港や寺院にしても伝統ある昔からの、
建築様式を大事にしていると感じます。

視界からは海が見えなくなり、
代わりに木々が生い茂る風景になり、
高速道路の終点に近づいたことを知ります。
このツーリングの最終目的地である、
雨季のサーフポイントで有名な、
スランガンはまだ先ですが、
そこまでの通過点の一つである、
このバリ マンダラ トール ロードを、
自分でバイクを運転して、
移りゆく景色を自分の眼で見て、
その場所の空気を肌で感じる事が出来ました。
それは旅人の本質ともいうべき、
時間と空間を移動する事により、
人間とは何かという問いに、
自然界が答えているかも知れない。
考える事により自然界が作用する
大事なのはそれに気づく事。