慎重にそして大胆に
初めて訪れる場所でのドライブやツーリングは、
とにかくワクワクドキドキして楽しい、
目に映るもの全ての風景が新鮮で、
心が喜んでいるのがわかる。
それが外国ならばなおさらの事、
緊張感も半端でないし不安で仕方がない。
でもその気持ちを払いのけて、
日本で国際免許を取得して、
バリ島でバイクをレンタルをしてまで、
自分の意思で走りたいと思った。
旅というものは行って帰ってくるのが、
基本だと僕は思います。
たったひとつの星のこの地球で、
言語が3000~5000種類ものあるこの世界に、
様々な生活様式や文化がこの星ひとつに、
集約をしている。
僕たちは集めえられたコレクションなのか?
右手のアクセルを手前にひねると、
バイクが僕を乗せて前に走り出す。
非日常の光景が前から後ろへ流れていく。
やがて感動が薄れていき、
当たり前の日常の風景になる。
それは地球に感謝をすることを忘れて、
地球を敬うことを忘れてしまった、
傲慢な人間の自滅への同じ事の繰り返し。
まだ見た事もない世界へ
僕は心の中に安らぎと、
穏やかな日々を求めています。
それは誰もが望んでいる事です。
僕はバリ島に来て自分の眼で観て、
自分の耳でバリ島の人と会話をしました。
僕は必死でインドネシア語で話します。
相手は僕の目を見て真剣に、
僕の気持ちを読み取ろうとしてくれています。
心の声
あなたは自分の心の声を聞いていますか?
自分の耳をふさいでいませんか?
自分の心の声に従うと世界が広がり、
終わりのない旅へと歩き続ける。
人間とは何か?
答えを見つける事が出来ない、
答えを見つけてはいけない、
永遠の旅人。