2016年8月14日
バリ島で朝に出会う野良犬は機嫌が悪いです。
お腹が空いてるんでしょうか?
吠えて近づいてくるので気をつけてください。
一匹ならまだしも数匹で行動してるので、
初めて会った時はおっかなびっくりでした。
欧米人は慣れているようで気にする事もなく、
普通にやり過ごしています。
幸せな場所
バリ島は毎日がいい天気なので安心感があります。
気分が軽くなって肩の力が抜けて楽になりました。
日本では考える事が多くて悩んでいた毎日が、
環境が変わるだけで生活や日常がそして、
人生までもがこんなにも違う生き方や、
物事の捉え方を変えてくれる楽園、
大人も子供もいつも笑顔で暮らしている、
一度行くとまた行きたくなる場所、
それがバリ島。
帰る場所
みんな海に向かって歩いています。
僕も同じ様に海に向かっています。
海が僕たちを呼んでいる様な気がします。
海を見ると懐かしいと感じたり、
心が穏やかで安らかな気持ちになったり、
時には恐怖を感じて絶望したりします。
海と空と大地が僕たち人類を誕生させて、
そして進化をさせてくれて、
この世界で生きる事を許された、
地球上の全ての動植物の、
食物連鎖から外れた孤独な存在、
それが人間。
時は流れる
海岸では少年が凧揚げをしていました。
楽しそうに笑い声と奇声を上げながら。
どこでも見かける平和な日常の光景。
数年前に僕はオーダーメイドをしていた、
ロングサーフボードが手元に届いたので、
台風が来た時にニューボードを試せると思い、
僕は期待と興奮で喜び勇んで、
いつも行く和歌山のポイントに向かいました。
途中でいつもは忘れた事がない必需品を、
僕は忘れた事に気づいて、
大阪に引き返したのを覚えています。
それは何かのメッセージだったと思います。
台風のスウェルが届き始めた海に入りました。
僕は波を慎重に見極めて乗れそうな波を選んで、
最初のテイクオフに挑みました。
「ミステイク」
僕は波に揉まれながら、
いつもは足首が引っ張られる抵抗感が突然、
「プツン」と無くなった、
リーシュコードが切れた瞬間の絶望感は、
「あっ、やってもうた」の一言です!
この後に待ち受ける、
波に揉まれ続ける苦しさと、
それに対応する訓練をして来なかった、
自分に対する甘えと怠慢を後悔しました。
何度も波に揉まれながら、
岸を目指してパドリングをする。
「死にたくない!」という気持ちよりも、
生きるために最大限の努力をする、
今この瞬間に何をすべきかを判断をして、
全神経を集中させて肉体を駆使する。
それは死の恐怖への抵抗でもなく、
生への執着でもありません。
過去を悔やまず、未来を恐れず、
今を生きる事の尊さを感じる事が出来たなら、
この日常に世界にそして地球に対して、
感謝と尊敬の気持ちは決して、
生まれて死にゆく万物にとって、
忘れてはいけない事、
「業」という宿命。
芝生の上
ここはあるホテルの隣で見つけた開放的な場所。
芝生が広がり右手の小さい小屋では、
ドリンクやビンタンビールを売っています。
僕は宿泊客ではありませんでしたが、
シートも無料で貸してくれました。
僕の存在
どうですか!
この解放感と安心感に満ち溢れた時間と空間。
この時間と空間がずっと続けばいいのにと思う。
一つの星の地球の中で多くの国が存在している。
それぞれの国が他の国を批判をして、
自分の国を自画自賛しているのはなぜ?
それは他国を受け入れたくはないから、
自分の国が優位に立ちたいから。
それだけの事です。
人間って空気と水があって、
100万種類の動植物が存在するこの星、
地球をどう思っているのでしょうか?
束の間だけこの星に、
住まわせてもらっているだけなのに、
勝手に山を削らないで下さい。
川を埋めないで下さい。
海にゴミを流さないで下さい。
人類だけが住んでいる星ではありません。
僕はこの宇宙を傍観するものに、
バトンタッチをする肉体の思念のかけら、
意識の集合体。
お祭り
ここはバツゥボロンの駐車場です。
中から正装したバリ島の人たちが、
老若男女問わず、
バイクに乗ってたくさん出てきました。
今日はお祭りがあったみたいです。
正面に見えるのが、
バツゥボロンビーチです。
左の奥の方に寺院があります。
海岸沿いの道からも、
色鮮やかな神具を乗せたトラックが、
たくさん出てきました。
トラックには少年たちもたくさん乗っていて、
僕がゴープロで撮影してるのに気づいて、
ピースサインをしてくれました。
なぜかみんなサングラスをしています。
お祭りのしきたりなんでしょうか?
ここはバリ島そして自由な島。
ノーヘルで二人乗りでも、
どこでも見かける日常の光景。
バツゥボロン
ここバツゥボロンビーチの波は、
ロングボード向きのメローな波で、
わかりやすく言うと、
そそり立つ波ではなく分厚い波で、
テイクオフに成功すると、
結構ロングライド出来る楽しい波です。
なので初級者にも人気のポイントで、
サーフスクールも盛んに行われています。
僕の大好きなポイントです。
クタ市内からだとバイクでおよそ、
40分くらいで着きます。
バツゥボロンビーチの駐車場はこんな感じです。
サーフボードは以前はもっと安かったのですが、
今は一時間2000円くらいで貸してくれます。
最近行った時には正面に小さくてかわいい、
ワルンが数軒立ち並んでいて、
右奥の方に有料のシャワーもありました。
手ぶらで来てもサーフィンを楽しめる、
設備が整った場所です。
バツゥボロンビーチの光景。
遠くから厚くてトロイ波が岸に向かって、
ず〜っとブレイクし続けてきます。
バイク
右を向いてもバイクの行列。
左を向いてもバイクがずらりと並んでいます。
観光客だけではなくて現地で働く人も、
バリ島はバイクが唯一の交通手段なので、
これだけのバイクの数があるんですね。
先ほど紹介した芝生はここにあります。
とても気持ちのいい場所なので、
オススメですが今もあるのかな?